自立支援」カテゴリーアーカイブ

自立支援2013沖縄 修了式

3月22日に、沖縄県の児童養護施設 島添の丘にて行われた自立支援プログラムの今年度最終回と修了式が行われました。

今年度は高校生10名が参加し、年間3回のプログラムを通じて、社会的自立に向けた準備を行ってきました。最終回となる今回は、性と生について、色彩と心理について、ビジネスマナーについて、講習を行いました。

講習の後には修了式を行い、修了証の授与とともに、一人ずつがプログラムの感想や新生活への決意表明を発表しました。

島添の丘の子どもたちはこのプログラムだけでなく、行事や家事にもとても積極的に参加するそうです。この日も大人から何も指示されていないうちから会場を準備し、終わってからは会場の片づけを分担して行う様子が見られました。普段は縦割りのユニットでの生活で、高校生は年少の子たちのお世話をすることが多いため、このような高校生だけが集まり自分たちのためのプログラムが行われることは、楽しみで仕方ないということでした。プログラムの効果がより大きなものとして参加高校生に影響していると感じられました。

この沖縄の修了式をもって、全国で行われた今年度のプログラムはすべて修了となりました。ご支援ご協力いただきました皆様に御礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

自立支援 2013神戸

3月21日(祝)に兵庫県の児童養護施設神戸少年の町にて、2013年度の自立支援プログラムの最終回が行われ、昨年8月から始まったプログラムも修了となりました。

神戸少年の町では、エンジェルサポートセンターと連携し、フィリップモリスジャパンの支援を得て、施設からの自立を控えた高校生や中学生を対象に、自立に向けての生活スキルについて学ぶプログラムを、2010年度から行っています。

今年度も14名の高校生がプログラムに参加し、自分自身の人生について準備を重ねてきました。最終回となる今回は卒業生が社会生活を送る自らの体験を話し、語り合うことで、共感し合いながら自立への心の準備を整えていく会となりました。

気仙沼での自立支援プログラム

フィリップ モリス ジャパン株式会社と日本財団が行う東日本大震災の被災地の子ども支援共同プロジェクト「Doorway to Smiles」の一環として、2013年度、東北の児童養護施設から自立を控えた高校生を対象に行う自立支援プログラムに、エンジェルサポートセンターも企画・運営の支援をしてまいりました。

3月10日(月)、宮城県気仙沼市にある児童養護施設「旭が丘学園」にて高校3年生を対象に実施されてきたプログラムの、今年度最終回が行われました。調理実習、法律、金銭管理、などについて学んできた最終回では、地域で支援していただいている方々からお話しがありました。

プログラムの修了式では修了証と生活に役立ててほしいと生活用品のプレゼントが授与され、一人ずつ新生活に向けての決意表明を行いました。震災からちょうど3年、気仙沼で高校時代を過ごし、瓦礫が撤去され更地が広がる町から自立をしていく若者たち。学園では理事長先生、施設長先生はじめ、多くの職員の皆様が生活を支え、また地域の支援者の方々からも見守られ、自立の春となりました。

今回のプログラムで学んだことを生活に役立ててもらいたいことと同時に、この会をきっかけに、人と人との繋がりを大切にして、幸せな人生を送ってもらいたいと願います。

自立支援プログラム福島 修了式

フィリップ モリス ジャパン株式会社と日本財団が行う東日本大震災の被災地の子ども支援共同プロジェクト「Doorway to Smiles」の一環として行われた、福島県の児童養護施設の高校生を対象とした自立支援プログラム福島の最終回が行われました

福島県内の6ヶ所の児童養護施設から自立を控えた高校生10名が参加し、2013年10月から全3回の日程でコミュニケーションやメンタルケアについてのワークショップが行われてきました。

3月2日(日)に郡山市内で行われた今年度の最終回では、午前中は「笑うことについて」というテーマで、キャリアコンサルタントの半田真仁さんを講師に、人生における心構えや働くことの意味について、先輩の体験などを紹介しながら語られました。

会場となったしゃぶしゃぶ屋さんで食べ放題のしゃぶしゃぶの昼食をいただいて、午後は自己表現や運動不足の解消の方法のひとつとして、ハウスダンスを皆で体験し、汗を流しました。

修了式では一人一人に修了証と新生活に役立ててもらおうと希望する生活用品が授与され、それぞれ新生活に向けた決意表明が行われました。今回の経験が、修了生の皆さんの人生にとって大きな意味を持つことを願い、充実した人生への機会となることを期待します。

岩手県での自立支援プログラム

2013年度、エンジェルサポートセンターでは 「Doorway to Smiles」 プロジェクトに参加し、東北の児童養護施設からの自立を控えた児童を対象にした、自立支援プログラムへの企画・運営に協力して参りました。

「Doorway to Smiles」とは、フィリップ モリス ジャパン株式会社と日本財団が開始した、東日本大震災の被災地の子ども支援共同プロジェクトです。
このプロジェクトでは、岩手、宮城、福島、各県の児童養護施設高校生を対象に、それぞれの施設スタッフが実施する社会生活スキル習得のプログラムの実施にあたり、企画や運営をエンジェルサポートセンターが協力しています。

そのなかで、2月22日(土)に、岩手県のプログラムが修了を迎えました。自立支援プログラム岩手では県内全6施設から高校3年生15名が参加しており、今回は調理実習やひとり暮らしに向けての講習が行われました。初めて一緒に活動をする同士でもすぐに打ち解けることができたようで、プログラムの合間にもそれぞれの生活や進路について話をし合う様子が見られました。

講習の後には修了式を行い、修了証の授与と、生活用品やビジネススーツの授与を行いました。児童養護施設からの自立と、震災からの復興という境遇のなか、共感し合い支え合いながら新しい人生を始める若者達へ、支援をすることができる機会となりました。