2014エンジェルサポート宮城 修了式

東日本大震災被災地支援プロジェクトとしてエンジェルサポートセンターからも支援を行なってきた「Doorway to Smiles」プロジェクト、その一環である宮城県での自立支援プログラム「エンジェルサポート宮城」の2014年度最終回が12月7日(日)に行われました。

今年度も、宮城県気仙沼市の児童養護施設「旭が丘学園」にて、学園の高校生と、県内の里親家庭で生活する高校生、あわせて6名が参加して学びの経験を重ねてきました。

最終回の今回は、地元の支援者の皆さんと一緒に調理実習を行い、ひとり暮らしの毎日の料理について経験するカリキュラムでした。以前から地域の多くの方に支援をいただいていた旭が丘学園では、昨年度に初めてこのプログラムを行なったときから、地域の方々からたくさんの支援を得て、施設を出て生活を始める子どもたちにとって大切な、生活の知識や技術を身につけるプログラムにすることができました。

修了式ではひとりずつが春からの決意表明を行い、修了証が授与されました。

全国で行われるエンジェルサポートプログラムのなかで、今年度初めての修了式です。これから来春に向けて多くの子どもたちが施設や里親家庭を離れて自らの生活を始めていきます。今後もエンジェルサポートセンターでは自立する子どもたちへの支援を続けていきます。