わたしのみらい2018 東京で過ごす夏の2日間

7月14日(土)と15日(日)に、福島、神戸、首都圏の児童養護施設と里親家庭の高校生が集まり、2日間のプログラムを行いました。

≪1日目≫
35℃を超える暑さの中、大学フェア「夢ナビライブ」が開催されている東京ビッグサイトに集合。開場時間が前倒しになるほど、高校生であふれていました。

【1日目 昼の部】
高校生の希望するAB2つのコースに分かれて出発しました。

コースA 夢ナビ
個別ガイダンスや模擬講義、トークセッションなどが行われる大学説明の大型イベントです。東京会場の来場数は50,164名でした。
学校によっては高校1・2年生の時にこのイベントに参加するよう勧めるところもあり、受験生だけではなく進学に興味がある高校生なら誰でも参加できます。
東京会場には国公立・私立あわせて206大学の説明ブースがあり、首都園はもちろん、北海道、東北、東海、関西の大学がブースを出してます。プログラムに参加した高校生は、それぞれが興味のある大学のブースに向かいました。
どのブースでも入学案内や資料を使って大学の特徴を説明してくれ、奨学金などの質問にも答えてくれました。
学校の資料でカバンが重くなったのと人混みでの暑さと疲れもあったようで、みんな予定時刻より早く集合場所に戻ってきました。
「大学の数、多すぎ!」
「こんなに高校生がいるの?」
イベントの大きさに驚いた様子でした。また希望する大学のブースで話を聞くことができ、満足気な様子もうかがえました。

コースB 東京見学 /①渋谷・原宿、②消防博物館
①渋谷・原宿
タブレットで交通機関を検索し、まずは渋谷へ。
高校生が「見て、見て。」と小声で話しかけた方を見ると、おじさんが「恋人募集」という看板とお花を一輪持って座っていました。
「さすが、渋谷だね~自由だね~」とみんなで感心?する場面も。
渋谷が得意なボランティアのお兄さんが、「電車で移動するより、歩いた方が色々見られて楽しいですよ。」という提案で、休憩しながら原宿まで歩きました。
道中にあるお店の雰囲気や人の多さも体験し、「原宿は、通り過ぎる人を見ているだけでも楽しめるね~」という声もありました。
みなさん渋谷の雰囲気を楽しんだようです。

②消防博物館
参加した高校生の進路希望は「消防士」。江戸火消しから始まる東京の消防の歴史や、災害に関する展示は勉強になったようで、将来の夢が膨らんだようです。
今回の体験を活かしてもらえたら嬉しいです。

【1日目 夕方の部】
コースABの全員がそろって参加しました。
会場はアクセンチュア株式会社。米大使館近くの赤坂にあるおしゃれなオフィスです。

①個別相談会
アクセンチュアの社員ボランティアのお兄さん、お姉さんと、個別にお話しする時間を設けました。1時間の予定でしたが、相談は尽きず、夕食を摂りながら話し続ける姿も見られました。

②先輩との対話
児童養護施設出身の3名の先輩が参加してくれました。「自立する時に進路はどうやって決めたか」「自立のためのお金や奨学金はどうしたか」「自立後1番心の負担に感じた事は?」などの問いに、先輩たち1人1人が自分の体験をお話ししてくれました。高校生たちからも質問があり、予定の1時間があっという間に過ぎました。

≪2日目≫
会場は伊藤忠建材株式会社。壁、床、ドアに商材を使用した部屋もありました。

①お仕事紹介シリーズ 「商社のお仕事」
総合商社勤務の商社マン(実はエンジェルのスタッフ)が「商社って?商流って?」と取引の基本から高校生に話しました。また、これまで手掛けた仕事、現在携わっている仕事など、写真も交えながら話し、高校生にも分かりやすかったようです。
商人の成長と称して、ご自身のこれまでの過程の話もあり、その熱いメッセージに、耳を傾け、頷く高校生たち。心に響いたようです。

②やってみようシリーズ 「Catch Your Dream」
公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本様とアクセンチュア株式会社様のご協力を得て、実施しました。高校生自身が、自分のやりたいこと、得意なこと、不安だと思っていることなど、自分自身のことを考える時間です。
アクセンチュアの社員ボランティアのお兄さん、お姉さんと話すことをとおして、一緒に考える時間にもなりました。また大人へインタビューする時間もあり、「中学生・高校生の頃、将来についてどんなことを考えていましたか」など質問し、将来像の参考になったようです。

2日間を通して
高校生同士が同じ体験をし、過ごしたことで交流の場となりました。
また引率された施設職員の先生方、里親さん同士の情報交換の場ともなりました。

  • 参加者からの声
    「自分の未来がより分かりやすくなった」
    「自分で自分の事を今まで考えていなかったけど、考えるようになった」
    「いろんな事にチャレンジしてみたいと思いました」
    「大人の人が優しく、自分が経験した事を話してくれてとても勉強になりました」

次回のわたしのみらいプログラムは、8月8日(水)です。
①お仕事紹介シリーズ 「税務署のお仕事」
税務署の見学をします。また税務署の職員さんから、どんなお仕事をしているか、この職業を選んだきっかけを聞きます。
②やってみようシリーズ 「お金の管理・計画」
人生に欠かせない「お金」について、一緒に考えましょう。
そしてお金の計画書を作成しましょう。

詳しくはmirai@angel-npo.org まで、お問合せください。

わたしのみらい2018 写真撮影とプレゼンテーション

6月9日と10日の二日間で、2018年度第1回「わたしのみらい」プログラム『地下鉄で行く東京見学と卒業した先輩との対話・プロに学ぶ写真撮影とプレゼンテーション』を開催しました。

今回の「わたしのみらい」は地方からの中高生が参加できる宿泊プログラムと二日目は首都圏の中高生も加わって参加できるお仕事紹介のプログラムを、アクセンチュア株式会社さんご協力のもと開催することができました。

《1日目》

参加してくれたのは青森、福島、愛知、沖縄から集まってくれた高校生と職員さん。高校生一人だけで新幹線に乗り、東京まで来てくれた参加者もいます。みなさん早起きしてご参加いただきました。ありがとうございます!

高校生とスタッフたちは、2つのグループに分かれ浅草散策に向けての話し合いからスタートです。限られた時間内で「浅草のどこに行こうか?」「どの経路だと安く行けるかな?」「乗り換えはどこの駅?」参加者が自分たちで調べ意見をまとめていきます。

一人一枚PASMOを持ち出発です!

職員さんたちも別グループでスタッフと浅草へ移動。職員同士の交流を図りながら大事な情報交換の時間となりました。

初めて会った高校生たち…仲良くなるのに時間はかかりません。行動を共にしながら普段の生活のことや、東京の感想など、おしゃべりするうちに自然と距離は縮まりました。この日は最高気温32℃と大変な暑さでしたが、水分補給しつつ、冷たいアイスも食べながら楽しく浅草を散策できました。

宿泊場所に戻り夕食をいただいたあとは、夜のプログラムとして卒業した先輩との対話が行われました。先輩から進路を決めるプロセスや、一人暮らしで困ったことなど、さまざまな体験についてお話を聞き、参加者からも質問がいろいろと上がりました。進路についての悩みはもちろん、高校生である今の時点での困り事も話題になりました。共感し合い、一緒に考えたり、そして先輩の意見を聞くなかで、自分の大切な未来を意識するとても貴重な時間となりました。

《2日目》

首都圏から中高生も合流です。会場は赤坂にあるアクセンチュア株式会社さん、駅上に新しくできた高層タワーにあります。とてもおしゃれで落ち着いた会議室をお借りしました。

午前中はお仕事紹介シリーズとして、プロカメラマンを講師にお迎えしカメラマンの仕事についてお話を聞きしました。写真撮影するときのポイントも教えていただきいよいよ実践です!スマホやデジカメを使い興味のある被写体を見つけ撮影してみます。みんな夢中になってとても楽しそう!その気持ちも写真に表現されていました。「カメラについてもっと詳しく知りたい!」と意見がでるほど、ワクワクした体験になりました。

お昼ご飯は、赤木商店さんにケータリングをご用意いただきました。「とても美味しい!カフェで食べてる気分になる!」「チャイ初めて飲んだ〜これ好き!」「美味しいご飯幸せだね!」との声が聞こえてくるほど大好評でした。赤木さんにもケータリングのお仕事の内容や、仕事を始めたきっかけについてお話しをお聞きすることができました。美味しいお食事と幸せな時間をごちそうさまでした。

そして午後、いよいよプレゼンテーションにチャレンジです。将来の生活や夢について考え、パソコンで資料を作成し全員の前でマイクを使い発表します。アクセンチュア社員のボランティアのお兄さん、お姉さんが丁寧にサポートしてくれるので安心です。自分の考えていること、好きなこと、やりたいこと…など、じっくりと自分と向き合い、無意識の中にあった自分の声を拾い上げ、プレゼンの準備をしていきます。

マイクを持ちみんなの前で行うプレゼンはドキドキしたことでしょう。一人ひとり個性的なプレゼンで自分の考えを発表し、質問にもしっかり答えており本当に素晴らしかったです!とても立派でした!プレゼンの体験により「漠然とした不安が消えた」「自信に繋がった」との感想が多く寄せられました。

今回、参加の中高生は多くの人と関り貴重な体験をたくさん積むことができました。これから楽しい人生を創り上げるきっかっけとして、この体験をぜひ役立ててください。そしてぜひまた「わたしのみらい」に参加してくださいね!次は参加してみようか…と、考えているあなた!次回は7月14日~15日「東京で過ごす夏の2日間!」を開催いたします。多くの中高生に会えることを心待ちにしています!次回プログラム詳細についてはお問い合わせフォームからお問い合わせください。

参加してくれた中高生、ご協力いただきました大人のみなさま、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

サロン・ド・エンジェル&多摩ユースサロン

2018年5月3日(木・祝)
サロン・ド・エンジェル&多摩ユースサロン
合同バーベキューパーティーが開催されました。

お天気にも恵まれた祝日、総勢21名+ワンちゃん2匹が集い
ワイワイと楽しい時間の始まりです!

昨年度高校を卒業し新社会人や学生となり、少し大人になった
みんなのステキな笑顔に会えました。うれしかった〜♪
そして今回は初期のエンジェルの自立支援プログラムに参加してくれた
大先輩も久しぶりに元気な姿を見せてくれました。

エンジェルの自立支援プログラムをサポートしていただいている
司法書士の先生、企業のボランティアさんにもご一緒していただきました。
美味しいデザートの差し入れありがとうございました!

今回はバーベキューマスターが勢ぞろいです。
火おこし・焼き加減など、初めての人でも先輩たちに教えてもらえるので安心です。
みんなで交代しながら、焼いたり、食べたり、そしておしゃべりが弾みます。

社会人も学生も毎日を謳歌している様子がうかがえます。
時には困ったこと、悩んでしまう場面に遭遇しながらも
信頼できる友人や先輩、今日ここに集った大人たちに相談したりアドバイスを
もらい一歩一歩進んでいます。日々、成長ですね。

今日の体験も良き思い出となり大事な力となることを祈って!
また来年一緒にBBQをしましょう。
今回参加が叶わなかった卒業生も来年はぜひいらしてくだいね(^_−)−☆

最後に人気メニューのご紹介。
お肉はもちろん「ししゃも」「魚河岸あげ」と変わり種も大人気でした!
定番の焼きそばもソース味と塩味です。これまた美味!
ホットケーキも美味しくできました。
来年は何を焼こうかな(^_^*)
リクエストお待ちしています!

ご参加のみなさま、本当にありがとうございました。

エンジェルサポート東京2017修了式

2018年3月10日と11日の一泊二日で、東京都の児童養護施設とファミリーホームから16名の高校生が参加して計5回が行われてきた、自立支援プログラムの最終回と修了式が行われました。

今年もこの最終回では、里親子支援のアン基金プロジェクト、神奈川フォスターケアサポートプロジェクトの2団体と合同で参加して、児童養護施設、里親家庭、ファミリーホームから計38名の高校生が代々木のオリンピック記念青少年総合センターを会場に、宿泊をしつつ学びの機会としました。

特にこの二日間は「正解のないことについて自分で考えて自分で決める」ことを意識して、社会人としての行動やマナー、選択などを考えました。特に夜に行った「先輩との対話」については、社会的養護出身の20代から40代の先輩6名が来て下さり、全体でトークをした後、少人数のグループに分かれてそれぞれ語り合いの時間としました。スタッフは遠くから様子を見守り会話の詳細まではわかりませんが、感想などからもとてもよい時間になったことがわかりました。

宿泊を伴うため、プログラムに出席している時間以外の生活時間は部屋ごとのメンバーで行動することになります。時間を考えて食堂で食事をとり、入浴を済ませ、睡眠をとり、翌日の朝食をとってから朝のプログラムに出席する。休憩時間は部屋や談話室で思い思いに過ごす。そういった時間がともに参加してきた同士の思いを共有する大切な時間になっています。

2日目には修了式を行い、参加者それぞれの施設から施設長先生始め職員の皆様にご出席いただきました。ひとりずつに修了証を授与し、壇上で決意表明を行いました。緊張しながらも自分の言葉で自分のこれからについて語る姿に、「よくがんばった。普段より立派に見えた」との声がありました。

最後に会場をレストランに移してパーティを行い、これまで参加してきたメンバーで楽しい時間を過ごしました。

8月から同じメンバーで行ってきた間に、お互いに知り合ってわかり合っていくことの嬉しさ、のような感情があったように思います。それがこの日を最後にもう全員で会う機会もなくなるのは寂しい気持ちも感じられますが、楽しかった思い出とともに一緒に学んできたことも含めて、どちらもこれからの幸せな人生のための一部になればと願うばかりです。

エンジェルサポート熊本2017

2018年3月5日(月)、熊本県の児童養護施設 慈愛園子供ホームにて、2017年度のエンジェルサポート熊本 自立支援プログラムの最終回と修了式が行われました。

今年度は慈愛園子供ホームとシオン園の2つの児童養護施設から7名の高校生が集まり、自立生活に向けた学びの機会としてきました。

最終回の今回は、心の健康、ビジネスマナー、についてそれぞれ学びました。ずっと生活を支えてきてくれた職員の皆さんが参加し、高校生それぞれに寄り添って一緒に考える場としていて、これまでの人生を一緒に振り返りながら、いよいよ施設を出て新しい人生が始まることを深く感じているようすでした。

修了式では一人ずつが施設長先生はじめ多くの職員の皆様の前で決意表明を行い、エンジェルサポートセンターからは修了証と、協賛のフィリップモリスジャパンからはビジネススーツと生活用品のプレゼントが贈られました。

震災を機に始まったこの熊本での取り組みでしたが、慈愛園の職員の皆様、高校生の皆さんの意欲と強い気持ちが感じられ、これからも支援を続けていきたいと感じました。