2月26日、エンジェルサポート岩手の今年度最終回が行われました。
このプログラムは東北の若者を支援する「Doorway to Smiles」 プロジェクトの一環として行われ、東北の児童養護施設からの自立を支援するために取り組んできました。
自立を控えた高校生が集まって、新生活に向けたトレーニングを行なうこのプログラムには、昨年度に引き続き県内すべての児童養護施設から15名が参加しました。
この日は午前中は調理実習、午後は金銭管理について、また若者サポートステーションの講師からビジネスマナーの講習を行いました。どの講習も新生活を始めるにあたり重要な内容で、参加者の皆さんは熱心に取り組んでいる様子が見られました。
最後に修了式が行われ、一人ずつが新生活への決意表明を行なったあと、修了証の授与と、布団やスーツなど本人の希望する生活用品が贈られました。今回の機会がこれからの新しい生活を始めるにあたり有効な学びの機会と、自信を回復させる機会になったことを期待します。