1月22日、神戸市の児童養護施設 神戸少年の町にてプログラムを実施しました。
自立を控えた高校生たちや卒園生も合流し、12名で行いました。グッドアンドニューを通して、それぞれの夢や希望を語りあうプログラムを行いました。職員の皆さんも交えて、アットホームな温かい会となりました。
同じ敷地の乳児院から生活されて、この春卒業される高校三年生もいらっしゃり、18年生活した場所からの旅立ちに心からエールを送りたいと思います。
1月22日、神戸市の児童養護施設 神戸少年の町にてプログラムを実施しました。
自立を控えた高校生たちや卒園生も合流し、12名で行いました。グッドアンドニューを通して、それぞれの夢や希望を語りあうプログラムを行いました。職員の皆さんも交えて、アットホームな温かい会となりました。
同じ敷地の乳児院から生活されて、この春卒業される高校三年生もいらっしゃり、18年生活した場所からの旅立ちに心からエールを送りたいと思います。
先日の青森県あけぼの学園での自立支援プログラムに引き続き、2月20日、福岡県の児童養護施設 清心慈愛園にてプログラムを実施しました。
自立を控えた高校生たちとコラージュの制作を通してそれぞれの未来や希望について明確にするプログラムを行いました。皆さん黙々と熱心に作品に取り組み、作品が出来上がったら全員でお互いに解説をしながら共有し、それぞれの未来を語り合う希望あふれる会となりました。
職員の先生方もまたとても熱心にプログラムに取り組んでおられ、色々とお話をしながら、来年度に向けてさらなる発展と、対象となる児童へより効果的なプログラムの提供について考えていきたいと感じました。
エンジェルサポートセンターで実施してきました自立支援プログラムを、フィリップモリスジャパン株式会社の協賛を得て、それぞれの児童養護施設内でも実施できるように今年度から支援をしております。そのうちの青森県十和田市の児童養護施設あけぼの学園でのプログラムが最終回を迎えましたので、2月8日に行われた最終回プログラムと修了式に、エンジェルサポートセンターから2名が出席しました。
卒業を控えた高校三年生と、施設の先生、栄養士の先生とで、調理実習を行っていました。カレーライス、ポテトサラダ、野菜スープ、そして十和田市のご当地グルメ「バラ焼き」と、盛り沢山の食事をいただきました。食事をとりながら進路や将来についての話をし、また東京の話を熱心に聞いて、きらきらと目を輝かせている様子がとても印象的でした。
修了式では修了証の授与を行い、これから始まる新しい暮らしへエールを送りました。
園長先生をはじめ施設の先生方も熱心に取り組んでおられて、参加者のために各回ごとに手作りされた資料をまとめたファイルは、暮らしに役立つだけでなく、気持ちのこもった宝物のようにも見えました。
帰る車に向かって、高校生がずっと手を振って見送ってくれました。この日の最高気温は0度でしたが、熱い気持ちが伝わってくる貴重な時間を一緒に過ごすことができました。
2月5日-6日の土日で、エンジェルサポート自立支援プログラムの今年度最終回を行いました。インフルエンザの流行もあり、残念ながら参加者全員の出席とはならなかったのですが、12人の中高生が集まり宿泊研修に臨みました。
今回の研修では「働くこと」、「気持ちのキセキ」、「コラージュ」のプログラムが行われ、いずれも参加者にとって充実した内容になったようです。
箱崎幸恵講師の「気持ちのキセキ」では、普段は意識していなかった気持ちに気づき、それを言葉や体で表現することができ、またそれに共感する言葉が他の参加者からもあったりと、まさに奇跡のような場面がありました。参加者からも「もっとよく知りたい」とコメントがありました。
異なる施設から集まった参加者たちは、一泊二日の日程の食事や入浴などの生活の場面での何気ない交流を大切に、また夜は遅くまでたくさんの話をして過ごしたようです。きっとここでしか話せないようなこともお互いに話し合えたのではないでしょうか。それでも常に時間をよく守り、予定通りのプログラム進行をすることができたことは、まさに参加者の皆さんの協力のおかげです。
修了式へは参加児童の生活する児童養護施設からもそれぞれ先生方がお見えになり、またフィリップモリスジャパンをはじめ支援企業の皆様、里親子支援のアン基金プロジェクトからも来賓が見え、30名以上の大勢でプログラムの修了生をお祝いしました。
プログラムの修了生には、フィリップモリスジャパンより、あらかじめ希望をしておいた生活用品や家電製品がプレゼントされました。また高校3年生には加えてビジネススーツが贈られました。頑張って真面目に取り組んだご褒美です。いずれも実績として受け止め、自信をつけていってもらいたいと思います。
ひとりひとりの参加者に感想や抱負を述べてもらいましたが、全員ともしっかりとした言葉で話していて、来賓の先生方も驚くほど立派でした。もしプログラムをきっかけにして気持ちに変化があったのだとしたら、本当にうれしいことです。
春からそれぞれの新しい生活が始まりますが、人とのつながりを大切に、自信と勇気を持って、いきいきと生きていってほしいと願います。
また、今回のプログラムの実施にあたり、このインターネットサイトをご覧の方から、コラージュの作成に必要な雑誌類をご寄付いただきました。児童の自立に向けた活動へご支援をいただきましたこと、心から感謝いたします。ありがとうございました。

もっと気持ちの奥側を知りたいと思った。これから自分の気持ちについて考えようと思う。

前より自分の気持ちを上手に言えるようになったことが、今後、役に立つのかなあーと思いました。

自立に向けての勉強をしながらも楽しく過ごすことができました。

自立する上でも、生きていく上でも、大変貴重な経験と出会いを与えていただき、感謝しています。

自分のためになる!!
1月16日に今年度4回目の自立支援プログラムを行いました。
今回のテーマは「金銭管理」です。
毎日の暮らしの中でとても大切なお金ですが、上手な使い方や貯め方もまたとても難しいものです。そんなお金についての知識を身につけ考え方について学ぶプログラムとして今回は実施しました。
講師は昨年に引き続き、エンジェルサポートセンターの金融チームが担当しました。専門性を活かして素敵なカリキュラムと教材を用意してくれています。
実際の暮らしに必要なお金がいくらなのか、さまざまな条件を設定していきながら、家計簿をつけるようにひとりずつ電卓を使って計算していき、その月の家計をやりくりする経験をすることで、生活費についての考え方を学ぶ機会となりました。
また、銀行や口座の種別についての解説とそれぞれの使い方、効率的なお金の貯め方についても解説をしていきました。
クレジットカードの仕組みは難しかったようで、終了後のアンケートでも「私にはカードは向いていないということがわかった」とのコメントがありました。ほかにも「全体的に難しかった」といったコメントもありましたが、家計簿の資料がわかりやすかったことや、ホワイトボードを使いゆっくりと進めたことがわかりやすかった、との記述もありました。
もちろん一日のプログラムで簡単に理解できるテーマではないですが、今回のことが金銭管理や金融機関について考えていくきっかけになったり、のちのち「そういえば前に聞いたことがある」とというくらいに思い出してもらえたらいいのではないでしょうか。
次回は今年度最終回となります。一泊二日の合宿の中でさまざまなテーマでプログラムを実施します。参加者それぞれの自立に向けた学びとともに、参加者同士の交流がより深まる機会になり、自立へのモチベーションと自信につながる最終回となることを期待します。
