自立支援」カテゴリーアーカイブ

1月の自立支援プログラム

1月16日に今年度4回目の自立支援プログラムを行いました。

今回のテーマは「金銭管理」です。

毎日の暮らしの中でとても大切なお金ですが、上手な使い方や貯め方もまたとても難しいものです。そんなお金についての知識を身につけ考え方について学ぶプログラムとして今回は実施しました。
講師は昨年に引き続き、エンジェルサポートセンターの金融チームが担当しました。専門性を活かして素敵なカリキュラムと教材を用意してくれています。

実際の暮らしに必要なお金がいくらなのか、さまざまな条件を設定していきながら、家計簿をつけるようにひとりずつ電卓を使って計算していき、その月の家計をやりくりする経験をすることで、生活費についての考え方を学ぶ機会となりました。

また、銀行や口座の種別についての解説とそれぞれの使い方、効率的なお金の貯め方についても解説をしていきました。

クレジットカードの仕組みは難しかったようで、終了後のアンケートでも「私にはカードは向いていないということがわかった」とのコメントがありました。ほかにも「全体的に難しかった」といったコメントもありましたが、家計簿の資料がわかりやすかったことや、ホワイトボードを使いゆっくりと進めたことがわかりやすかった、との記述もありました。

もちろん一日のプログラムで簡単に理解できるテーマではないですが、今回のことが金銭管理や金融機関について考えていくきっかけになったり、のちのち「そういえば前に聞いたことがある」とというくらいに思い出してもらえたらいいのではないでしょうか。

次回は今年度最終回となります。一泊二日の合宿の中でさまざまなテーマでプログラムを実施します。参加者それぞれの自立に向けた学びとともに、参加者同士の交流がより深まる機会になり、自立へのモチベーションと自信につながる最終回となることを期待します。

12月の自立支援プログラムを実施

12月12日に今年度の自立支援プログラム3回目のセッションを行いました。今回は健康的な食生活についての講義と、一人暮らしの調理実習です。

栄養士の先生を講師に、まずは食事の大切さや栄養バランスについての講義があり、その後4-5人ずつの4チームに分かれて昼食づくりにとりかかりました。

今回は豚丼+半熟たまごのせ、ミネストローネ、ほうれん草のごま和え、フルーツトッピング牛乳プリンと、ボリュームもバランスも材料も作り方も多種多様なメニューに設定。しかも、ご飯は炊飯器がなくても食べられるように鍋で炊く練習、ごま和えはすり鉢でする本格的な内容。普段料理に慣れている人にも初めての経験となる項目があって、実習らしくなりました。
しかもチーム分けは「料理に慣れているチーム」「ほとんどしたことがないチーム」「まあまあ料理するチーム」に分けたので、チーム内で熟練度に差がなく、何もしないで見ている人が出ないようになっています。

レシピ集にしたがって料理をしていき、わからないことがあるときはその都度質問しながら取り組み、大きな失敗もなくそれぞれ料理を完成させ、どのチームもおいしくいただきました。器の選び方や盛りつけ方、皿の並べ方なども講師から解説があり、実習として充実した食卓となりました。

参加者のアンケートには「食事づくりは必ず役立つからよかった」、「慣れていても初めて知ったこともあった」、「鍋で炊いたのはよかった」、「美味しかったので自分でも作ってみようと思う」など、本当にたくさんの肯定的なコメントがありました。さらに「一日三食の食事内容の考え方について知りたい」、「料理をするとき何から手をつけていいのか」と、質問の内容も具体的なものがありました。例年、多くの参加者が楽しみにしている調理実習ですが、今年も満足した人が多かったようです。

またアンケートには「前より話しやすくなった」というコメントもあり、回数を重ねてきたことや一緒に作業をしたことで、以前よりお互いに慣れてきたのかなとも読めました。
半年間かけて行う自立支援プログラムでは、それぞれ異なる環境で生活する参加者同士がお互いを知り、自立という目標に向かっていく途中で肯定的に影響し合い、支え合える関係になることも期待しています。これから卒業シーズンに向け残り二回のセッションで、彼ら自身や関係がどのように変わっていくのか、しっかりと見守っていきたいと思います。

次回はこちらもまた昨年大好評だったプログラム、金銭管理について体験しながら学ぶセッションを行います。

自立支援プログラムを実施

今年度2回目の自立支援プログラムを10月24日に行ないました。

今回は「印鑑」と「悪質商法」をテーマに実施し、立川市消費生活センターの講師からのお話しと、詳しい資料やアニメ映像もあわせて、若者が被害に遭いやすいマルチ商法やワンクリック詐欺などの悪質商法や、その対策について解説がありました。

終了後の参加者アンケートには「印鑑は全部同じだと思っていたから(詳しく知って)よかった」、「クーリングオフについて知ることができた」といったコメントがありました。消費生活相談などの制度についても知ることできたことで、生活に必要な知識を得る機会になったようでした。

今回も終了後に全員で昼食をとりました。(これが楽しみだという参加者も多くいます)前回リクエストのあったパスタ店に出かけ、パスタやピッツァ、ドルチェをそれぞれ楽しみながら会話も弾んでいました。

次回は調理実習を行ないます。作りたいメニューのリクエストをアンケート用紙に書いてもらったところ、こちらもたくさんの記入がありました。とても楽しみにしているようです。

2010自立支援プログラム開始

今年度の自立支援プログラムの初回を開催しました。今年は都内5つの児童養護施設から15人の中学生・高校生が申し込み、これから来年の2月まで様々なテーマで自立した生活に向けたプログラムに参加していきます。

9月3日に行われた初回では、立川市女性総合センター・アイムにて臨床心理士の榊原明美さんを講師に、参加者が自分のことを知り、お互いのことを知り、心の健康を保つというテーマで実施しました。

気持ちを落ち着ける方法について実際に実習を行ったり、幸せになる、成功するための考え方や、生活の中で気をつけること、コミュニケーションのこつなどについても学びました。

参加者からは「リラックスできた」、「毎日楽しく過ごせるようになりそう」、「ネガティブに考えることが多いから参考になった」など、たくさんの感想がありました。

また、エンジェルサポートセンターのプログラムでは、毎回終了後に皆でランチに出かけます。これを楽しみにやってくる参加者も多く、大事な要素のひとつです。今回はインドカレー店に入り、皆でテーブルを囲んで和やかな会話と食事を楽しみました。