8月18日、東京都多摩地区の児童養護施設出身者が集まる「多摩ユースサロン」の夏のイベントが開催されました。
今回は体育館を借りてバスケットボールとフットサルを行いました。施設出身者17名と、パートナー、または子どもたちを連れて参加した人もいました。職員とエンジェルのスタッフ、弁護士さんといった支援者も一緒になって、皆でチームを作って汗を流しました。ある施設からは副施設長もチームに参加、また別の施設長は応援の声をかけていました。
十分に楽しんだ後は近くの温泉施設に移動、参加者も職員も皆でお風呂に入ってさっぱりと汗を流し、さらに夜は交流を兼ねて食事会です。運動したぶん、多くの参加者が大盛りご飯を追加する様子が見られました。
参加者のアンケートでも、ほとんどの人が「楽しかった」「またスポーツがしたい」との声が多くあり、満足度は高かったようでした。
終了後、まだ時間のある人たちで三次会に向かい、別々の施設出身で年齢もバラバラでも、この日はじめて出会って親しくなった同士でお酒を飲みながらいろいろの話をして過ごしました。今後のサロンについても積極的に企画や運営に参加したいとの声があり、とても充実したプログラムになっていくことと期待しています。
多摩ユースサロンでは毎月サロンを開催しています。食事やお茶を楽しみながらおしゃべりしたり、困ったことには相談したりできる集まりです。現在は三多摩地域の児童養護施設出身の方と、全国のエンジェルサポートプログラム出身の方を対象にしています。