3月9日、福岡県の児童養護施設、清心慈愛園にて、2018年度のエンジェルサポート自立支援プログラムの最終回と修了式が行われました。
今年は同園から4名の高校生が参加して、自立に向けての準備に取り組みました。
この日は家計管理の方法について学ぶ機会として、実際に一人暮らしをしたことを想定して家計簿をつけるワークを行いました。
高校生同士また職員とペアを組んで、自分の考えだけでなく色々な考え方があることを知りながら、自分は何に重きを置いて支出をしていくのか、あらためて考える機会としていました。
特に進学希望の一年生はまだお金についてまでは深く調べていなかったようで、実際に進学した際に毎月どれほどのアルバイトと奨学金という借金が必要か、初めて現実を知ったようでした。
それでも給付型奨学金や免除制度があることを知り、まだ続く高校生活のなかで準備をして少しでも負担を減らしていくことについて考えたようでした。
最後に修了式を行い、今年度のプログラムの修了をねぎらい、お祝いしました。