2019年3月2日、沖縄県で実施されてきた今年度の自立支援プログラムの修了式が行われました。
今年は県内4か所の児童養護施設から11名の高校生男女が参加し、それぞれの自立に向けて4回の講習でさまざまな経験を積んできました。
最終回のこの日は社会人としての身だしなみをテーマとして、資生堂から講師を招き、女子は社会人としてのメークを、男子はスキンケア、ヘアケアを中心に学びました。
また男女ともスーツに着替えてスーツの身だしなみを学びました。特に男子はKPGホテル&リゾートの比嘉利作様を講師に、一人ずつスーツの着方やネクタイの結び方など、清潔感のある着こなしを教わる機会となりました。
プログラムのおわりには修了式を行い、修了証の授与と一人ずつ作文を読み、これまでの学びの時間を振り返り、これからの新しい人生の始まりについて語りました。
その後は会場にて軽食をつまみながら歓談し、それぞれ違う施設から集まってきた仲間同士で楽しく語り合う時間が持たれました。
春からはそれぞれの生活が始まりますが、このような機会が持てたことは18歳の修了生たちにとって貴重な経験になったことと思います。