神戸KBTサミット2017

3月3日、兵庫県の児童養護施設神戸少年の町にて、今年度の自立支援プログラムKBTサミットの最終回と修了式が行われました。

今年度は10名の高校生が参加し、職員の皆様が運営をして一年かけて自立に向けての準備を重ねてきました。アルバイトや部活で出席ができなかった回には補修が行われるなど、丁寧な支援が行われてきました。

この日は一年を振り返り、これまで参加してきた感想と今後の抱負をそれぞれ語り、施設長先生はじめ職員の皆様からも感想と励ましの言葉がありました。ケーキをいただきながら、これまでに参加して印象に残ったテーマや、春からの新生活に向けてそれぞれの想いが言葉になりました。

修了式では修了証と、退所者ひとりずつに常備薬などを詰め合わせた救急箱が贈られました。

神戸少年の町では施設長先生と高齢児担当職員だけでなく、多くの職員の皆様が積極的にプログラムに関わることで、児童養護施設からの自立について施設全体で支援ができるように取り組んでいるとのことでした。