2017年度の自立支援プログラムが始まりました。東京会場での初回プログラムは8月27日(日)に立川市RISURUホールにて行われました。
今年は8か所の児童養護施設とファミリーホームから17名の高校生が参加して、来年春までの5回のプログラムで自立に向けて準備をしていきます。
初回のこの日は全体オリエンテーションで始まり、偏愛マップを使った参加者同士の自己紹介、進学についての講習、目標を明確にするためのドリームツリーワークショップを行いました。
この日の朝に初めて会った参加者同士でも雑談などしながらリラックスしている様子が見られたり、また今年の参加者に進学を希望する高校生が多かったこともあり、熱心にメモを取りながら話を聞いている様子も見られました。仲良くなることで参加することに楽しみが増えて、さらに今後のプログラムに熱心に取り組むことができるのではないかと期待しています。
参加者からの感想には以下のようなコメントがありました。
- ⾃分のことを相⼿に分かりやすく紹介することで、相⼿と親近感を持つことができると知った。
- 奨学⾦について、お⾦を出してくれる会社や団体、お⾦の額を知ることが出来た。それぞれの奨学⾦の内容や締切⽇があるので期⽇に気を付けたいと思いました。
- 『ドリームツリー』⾃分の夢とかやりたいこと⼩さいことでも⼤きいことでも前向きに紙に書くことで少し前向きになれるし、「よし頑張ろう!!」って思えます。
- ⾃分の将来を考えたら、⾊々な想像が出てきて、⽅向性が少しはきちんとしっかりしていることが分かりました。⼈⽣設計もお⾦計算してきちんとしたい。
これから春に向けて多くの変化がそれぞれの皆さんにあることでしょう。エンジェルサポートセンターではこれから専門家の講師の皆さんと一緒に、参加者一人ひとりの新しい人生の始まりを応援していきます。