岩手県での自立支援

2月19日、岩手県の児童養護施設の高校生を対象にした、自立支援プログラムの最終回と修了式が行われました。

この取り組みは今年で3年目になります。県内6施設のうち5施設から11名の高校3年生が参加しました。

今日は午前中に調理実習をして自分たちの作った料理でお昼ごはんをとり、午後は消費生活センターの講師から、契約や悪質商法についての講習と、さらに若者サポートステーションの講師による、就労について学ぶ講習を行いました。
修了式では修了証と生活用品やスーツなどのプレゼントの授与と、一人ひとりが新生活に向けての決意表明を立派に行いました。
参加者の皆さんは異なった施設から、同じ目的を持って集まってきています。おたがい励まし合い、支え合う仲間づくりをしてきたように見えました。またすぐにそれぞれの進路へ離れ離れになってしまいますが、この短い時間で得られたつながりが、きっと彼ら彼女たちのこれからの人生において貴重な体験になってくれたらと願います。