フィリップ モリス ジャパン株式会社と日本財団が行う東日本大震災の被災地の子ども支援共同プロジェクト「Doorway to Smiles」の一環として、2013年度、東北の児童養護施設から自立を控えた高校生を対象に行う自立支援プログラムに、エンジェルサポートセンターも企画・運営の支援をしてまいりました。
3月10日(月)、宮城県気仙沼市にある児童養護施設「旭が丘学園」にて高校3年生を対象に実施されてきたプログラムの、今年度最終回が行われました。調理実習、法律、金銭管理、などについて学んできた最終回では、地域で支援していただいている方々からお話しがありました。
プログラムの修了式では修了証と生活に役立ててほしいと生活用品のプレゼントが授与され、一人ずつ新生活に向けての決意表明を行いました。震災からちょうど3年、気仙沼で高校時代を過ごし、瓦礫が撤去され更地が広がる町から自立をしていく若者たち。学園では理事長先生、施設長先生はじめ、多くの職員の皆様が生活を支え、また地域の支援者の方々からも見守られ、自立の春となりました。
今回のプログラムで学んだことを生活に役立ててもらいたいことと同時に、この会をきっかけに、人と人との繋がりを大切にして、幸せな人生を送ってもらいたいと願います。