卒業後支援

児童養護施設や里親家庭で生活する児童の多くは、高校を卒業後に、社会に出て就職や進学をし、同時に一人暮らしや寮などで生活を始めます。

卒業後支援プログラムは、エンジェルサポートセンターの自立支援プログラムを修了した、児童養護施設や里親家庭出身者たちが卒業後にも集まり、活動の支援者や在学中の後輩たちとも一緒に、さまざまな活動を行うプログラムです。

コミュニケーションや社会生活マナーのスキルなどを学ぶ講習を行い、成長の機会にすると同時に、在学生の後輩や支援者も一緒に、レクリエーションを行うことで、お互いに支え合う仲間と楽しく交流する機会にします。

また多くの年代の仲間が集まることで、それぞれの体験や、就職、結婚、将来の夢を実現することなど、自立した生活のために影響しあえる仲間づくりの場とします。

2016年度からは、東京都三多摩児童養護施設協議会と連携し、三多摩地区14の児童養護施設の出身者を対象にしたアフターケアプログラム「多摩ユースサロン」に参加、各施設の自立支援コーディネーター職員とともに、年に3回のイベントを実施。2017年度は毎月サロンイベントを実施しています。