岩手県での自立支援プログラム

2013年度、エンジェルサポートセンターでは 「Doorway to Smiles」 プロジェクトに参加し、東北の児童養護施設からの自立を控えた児童を対象にした、自立支援プログラムへの企画・運営に協力して参りました。

「Doorway to Smiles」とは、フィリップ モリス ジャパン株式会社と日本財団が開始した、東日本大震災の被災地の子ども支援共同プロジェクトです。
このプロジェクトでは、岩手、宮城、福島、各県の児童養護施設高校生を対象に、それぞれの施設スタッフが実施する社会生活スキル習得のプログラムの実施にあたり、企画や運営をエンジェルサポートセンターが協力しています。

そのなかで、2月22日(土)に、岩手県のプログラムが修了を迎えました。自立支援プログラム岩手では県内全6施設から高校3年生15名が参加しており、今回は調理実習やひとり暮らしに向けての講習が行われました。初めて一緒に活動をする同士でもすぐに打ち解けることができたようで、プログラムの合間にもそれぞれの生活や進路について話をし合う様子が見られました。

講習の後には修了式を行い、修了証の授与と、生活用品やビジネススーツの授与を行いました。児童養護施設からの自立と、震災からの復興という境遇のなか、共感し合い支え合いながら新しい人生を始める若者達へ、支援をすることができる機会となりました。